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浚渫・埋立

高圧機械脱水機を用いた浚渫土の減容化工法

概要

従来、浚渫土は従来未処理のままで埋立地に投入されていました。しかし、近年では、埋立地造成が可能な場所が減少し、浚渫土の処分場の確保が非常に困難になってきています。陸上においても処分場の確保が困難となっており、浚渫土の処分場の延命化を図る目的で、浚渫土の減容化やリサイクルが強く要望されています。
高圧機械脱水機を用いた浚渫土の減容化工法は、最大ろ過圧力が4MPaの高圧フィルタープレス(PFP)を用いて浚渫土を強制的に脱水減容化するもので、従来の自然の力を利用した減容化に比べて、短時間で高い減容化効果が得られます。脱水ケーキは、含水比が低下し、高強度で、取り扱いが容易であり、処分場の延命化だけでなく、建設発生土としてリサイクルの可能性も拡がります。


田子の浦港における高圧フィルタープレス

浚渫土の減容化フロー

特徴

  1. 高い脱水性能・減容化
    ・最大4MPaの高圧のろ過圧力で細粒分を速やかに脱水し、大きな減容化を可能としています。
    ・従来型に比べ原泥処理能力が2~3倍となり、設備面積の節約や省力化が図れます。
  2. 浚渫土の有効利用
    ・分級された粗粒分(礫分および砂分)は有効利用できます。
    ・塑性限界に近い低含水比で強度の大きい(コーン指数800kN/m2程度)脱水ケーキが得られ有効利用、 処分場の延命化が可能となります。
  3. 低い環境負荷
    ・ろ布にケーキがプレコートされた形でろ過が進み、極めてきれいなろ水が得られます 。
    ・前処理から脱水処理までを一連作業で行うことにより、泥水が外部環境に触れることがく、薬剤(PAC、高分子凝集剤など)の添加量が微量であることから、周辺環境への影響がほとんどありません。
    ・薬剤添加量が少ないため、処理土からの薬剤成分の溶出が少なく、周辺環境への影響がほとんどありません。

実績

  • 平成17年度漁場保全第50731-分1号 三重保全地区英虞湾工区漁場環境保全創造事業工事
  • 平成17年度 田子の浦港航路泊地(-12m)工事
  • 平成18年度漁場保全第5073100-分0001号 三重保全地区英虞湾工区漁場環境保全創造事業工事