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浚渫・埋立

浚渫グラブバケット角度制御装置

概要

浚渫グラブバケット角度制御装置は、スイング掘削時に旋回角度に応じて向きの変わるグラブバケットの方向を、常に最適な方向(掘進方向)に向ける装置です。
従来型のグラブ浚渫では旋回に応じてグラブ掘削跡が扇状となるため、重複部にムラが生じて重複割合が多くなり浚渫効率の低下を招いていましたが、旋回に応じてグラブバケットの角度を最適に制御することで重複割合を小さくし浚渫効率を向上させることができます。

グラブバケット旋回時の軌跡比較図
グラブバケット旋回時の軌跡比較図

角度制御なし
角度制御なし
角度制御あり
角度制御あり

グラブバケット角度制御の動作状況

角度制御の方法

クレーン旋回角度センサーからのデータを基に引寄せワイヤー調整量を算出し、引寄せ用油圧シリンダーを調整することでグラブバケットの角度を制御します。

グラブバケット角度制御の概念図
グラブバケット角度制御の概念図

グラブバケット角度制御装置
グラブバケット角度制御装置

特徴

●平面部:約20%の作業効率向上
従来方式と比較してグラブバケット投入回数が6回から5回に低減でき、且つ掘進管理幅が18mから20mに拡大できるため、作業効率が20%程度向上します。(30m³級幅広バケット使用時の例)

●法面部:最大約60%の法面余掘量低減
法面部のギザギザ施工が解消されるため、従来方式と比較して法面余掘量が最大約60%低減できます。

グラブ掘削軌跡比較図(30m³級グラブバケット使用時の例)
グラブ掘削軌跡比較図(30m³級グラブバケット使用時の例)

関連資料

  • 特許第5502160号 浚渫方法