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情報化施工

水中タブレット

ダイバーと作業船上の情報共有

水中タブレットは、港湾工事における水中の潜水作業をアシストするシステムです。
施工管理する潜水士船や作業船上(の管理者)とダイバーとが、施工管理システムや図面をリアルタイムで共有できます。安全性、施工性が向上します。
本システムは、パソコンとプロジェクタやモニタを利用したプレゼンテーションを行うことに似ています。
タブレットPCには、カメラ機能やコンパス機能があります。
カメラ機能は、作業現場の状況を作業船上の管理者に示すことができます。
コンパス機能は、施工管理システムに示される方位とコンパスの向きを合わせることによってダイバー自身の向いている方位がわかります。

特徴

1.施工管理システムの情報をダイバーと共有できます。
2.パソコンで動作するさまざまなアプリケーションソフトを表示できます。
  表示したCADの施工図面を見ながら作業することもできます。
3.接続したパソコンから水中タブレットの機能を遠隔操作できます。
4.安全上、ダイバー側ではタブレットの操作はできません。

仕様

・ 耐水圧:水深50m
・ 通信 :有線LAN
・ ケーブル長:100m
・ ケーブル接続:水中コネクタ
・ カメラ機能(タブレットPC固有)
・ コンパス機能(タブレットPC固有)

潜水作業の現状

水中で建設作業を行う場合、ダイバーによる作業が主体です。

  1. ダイバーは、潜行前に打合せを行い、ラミネート加工した施工図面を水中に携行するなどして作業を行っています。
  2. 潜水作業中のダイバーと潜水士船や作業船上との連絡手段多くは、有線の水中電話です。
  3. 水中電話に加え、潜水マスクに水中カメラを装着して、作業状況が船上でも確認できる手段もありますが、一般的ではありません。
  4. 潜水作業中に打合せや施工図面と相異するなどの事象が発生した場合、水中電話連絡でやりとりをし、解決すれば作業を続行しますが、解決しなければ、ダイバーは浮上して船上で協議しなければなりません。

水中タブレットを使うメリット

  1. ラミネート加工した施工図面の携行は不要になります。CAD図面が見られます。
  2. 施工性の向上です。作業中に問題が発生しても、カメラ映像を映し出し管理者と協議することで、浮上することなく解決することもあります。
  3. ブロックの据付施工を行う場合には、ブロックの据付システムに表示されるクレーンに吊られたブロックの位置、ダイバーの位置および方位をダイバー自身が確認できるので安全に施工ができます。

実績

須崎港湾口地区防波堤築造工事 / 国土交通省四国地方整備局発注

関連資料

  • 特許出願中