技術紹介TECHNOLOGY
DC-PC桟橋-海上工期が約半分となる桟橋上部工構造-
概要
「DC-PC桟橋」は、主要部材をプレキャスト(PCa)とし、プレストレス接合によって一体化する桟橋上部工構造です。海上工期が約半分となる事でリニューアル時の桟橋休止期間が半分で済み、近隣施設への影響を半分に抑える事が可能となる工法です。また、これに加え近年問題となっている熟練工不足に対応する省人化や、CO2排出量を低減可能な構造です。

構造的特徴
本工法の構造的特徴を以下に示します。
① 工程が短くなる工夫(海上工期約半分)
・ 主要部材は全てプレキャスト部材(現場打設コンクリートの大幅低減)
・ プレキャスト形状の工夫で足場支保工不要(図-2参照)
② 安定性の高い構造
・ 軽量でシンプルな形状
桁断面を従来桟橋と同様にシンプルな矩形としています。
桟橋が軽くなる事で杭本数も減少します(試算で約20%低減)。
・ 杭頭部鞘管結合で安定性の向上
応力が最大となる杭頭下面が二重管構造となっているために安定性が向上しています(図-3参照)。
・ 杭頭部の工夫で従来の課題解決
鞘管の応力状態を交番載荷実験等で解明し、適切な補剛材で安定する設計方法を確立しました(図-4参照)。

関連資料
- (一財)沿岸技術研究センター:港湾関連民間技術評価証(第25005)
- NETIS登録:KTK-260004-A
- 特許:杭頭部の接合構造及びその接合方法(特許7783582)、:桟橋のPC梁端接合構造およびその接合方法(特許7578232)
- 意匠:意匠1831943~1831946、意匠1831920~1831943
- 商標:DC-PC桟橋(商願2025-117612)







