技術紹介TECHNOLOGY

高含水浚渫泥土の脱水促進工法

みるみる脱水!!きれいな処理水!!環境にやさしい泥土処理技術!!

概要

本工法は、高含水泥土をスラリー輸送する際、自然環境に無害な脱水促進剤を排砂管内に注入することにより浚渫した泥土を全層にわたり脱水を促進するので、泥面の露出が早くなり天日乾燥により土性が改善され、浚渫泥土の有効利用を図るものです。
本工法は、「高含水浚渫泥土の脱水促進工法研究会」による共同開発です。

高含水浚渫泥土の脱水促進工法の施工フロー
高含水浚渫泥土の脱水促進工法の施工フロー

特徴

  1. 脱水促進:スラリー中の微細な土粒子が、大きなフロックを形成するため、固液分離が促進され初期脱水が極めて早くなります。
  2. 天日乾燥期間の短縮:泥面の露出が早いことやフロックの優れた疎水性により、天日乾燥期間が短縮されます。また、降雨により表面が冠水することなく速やかに底面から排水されます。
  3. 強度発現の促進:処理土の含水比の低下が早くなること、また注入した凝集剤により、フロックの強度が向上し、処理土の強度発現が促進されます。
  4. 清澄な排水の水質:泥土中の微細な懸濁物質を細くするため、排水の水質は極めて清澄です。
  5. 貯泥量の増大:初期脱水が極めて早いため、貯泥量の増大が可能です。
  6. 処理土の施工性:ダンプトラックによる運搬の前後で処理土の正常変化が見られず、また処分場での重機の施工性は良好です。
  7. 低コストの処理費:脱水促進剤の使用により、天日乾燥期間が短縮されるとともに強度発現が促進されるため早期に搬出が可能です。また、搬出のための固化処理が不要となるため、低コストで処理することができます。

実績

H16高崎沖浚渫工事

関連資料

  • NETIS登録(KT-010071)
  • 特許第3716189号浚渫泥土の処理方法
  • 特許第3746686号排砂管内撹拌調整方法