技術紹介TECHNOLOGY
ウインドブレイン工法
風力発電施設を省力・省スペースにて建設可能な風車組立工法。
本工法は、株式会社巴技研(本社:東京都中央区、代表取締役社長 黒川 裕士)と共同開発しています。
概要
ウインドブレイン工法は、4MW級の風車をリフトアップ装置で組み立てる工法です。従来工法で用いる移動式大型クレーンを必要としないため、省スペースでの施工が可能です。
組立装置は、支柱、クライミング装置、門型フレームで構成され、中型クレーンによる部品の吊り込み以外は、自装置によるリフトアップで風車を組み立てます。

特長
[特長1]
リフトアップ装置で組み立てるから
大型クレーンが不要
[特長2]
大型クレーン稼働を必要としないから
省スペースで施工可能
[特長3]
各種組立作業をステージ上で行うので
作業の安全性が向上
[特長4]
施工スペースが最小限で済むから
工期・コストを低減可能
[特長5]
施工用地面積を小さくできるため
環境負荷が小さい
用地造成作業を少なくできるため、施工に伴うCO2排出を低減可能。また山林地区での施工では、森林伐採面積が小さくてすみ、貴重なCO2吸収源を守ることができる。
ケーススタディ
施工条件:山岳地に4.2MW級の風車を5基設置
[従来工法]
1200tクレーンによる組立
[WB工法]
従来工法と比較して
● 施工サイトの面積を約45%縮小
● トータル建設コストを8%低減
● 森林伐採面積が約半分に