技術紹介TECHNOLOGY
深礎杭掘削出来形管理の効率化(その1)
工事概要
橋梁下部
鋼製橋脚工(大口径深礎工)
地盤改良工
残土処理工
仮設工ほか
地盤改良工
残土処理工
仮設工ほか
活用概要
鋼製橋脚工の大口径深礎工における掘削工において、掘削出来形の確認に「レーザースキャナ」を適用し、従来方法と比較して生産性向上効果を確認した。
掘削中1回、掘削後、コンクリート打設後に「レーザースキャナ」による計測を行うことで点群を取得し、3次元モデル作成編集ソフトウェア「Rhino7」で近似楕円を作成し、点群編集ソフトウェア「TRENDPOINT」で設計3次元モデルと統合し比較することで、出来形計測を行った。
本工事はライナープレートによる土留めを行いながら掘削する方法であり、掘削出来形はライナープレートの補強リングを計測することで実施した。
従来方法による計測も併せて行い、本計測手法の妥当性も確認した。
レーザースキャナ計測

点群

傾斜計測

従来方法とICT活用との計測結果比較

コンクリート打設後の深礎杭点端の点群

コンクリート打設後の深礎杭点端の杭芯計測結果(ICT活用)
効果
以下の通り、労働時間の削減を達成した。
