WIT-video-CPTは，ビデオカメラを有した電気式コーン貫入試験(video-CPT)に、試薬を噴霧する機構を備えたものです。
試薬を使い分けることにより地盤の酸性、アルカリ性を視覚的に判断できます。
セメント系地盤改良工法の施工直後において、コーン貫入試験(貫入時)および試薬テスト(引抜時)を一連で行うことにより、効率的に改良地盤の品質や出来形を可視化することができます。

• ボーリング作業などにより土あるいは改良土を採取をすることなく、ビデオカメラで調査断面を直接観察・記録・評価することができます。
• 同時に取得するCPT試験結果と撮影画像を総合的に判断した評価が可能です。
• セメント系地盤改良工事においては、アルカリに反応する試薬を噴霧することで、改良地盤の品質・出来形を可視化します(特許第7127163号）。

1. 改良前地盤(未改良)において、コーン貫入試験および試薬噴霧前の地山映像を取得します。
2. 改良後地盤(改良直後)において、コーン貫入試験および試薬噴霧前後の改良体映像を取得します。
3. 改良前(地山)と改良後(試薬噴霧前の改良体映像)を比較すること、および試薬噴霧前後の改良体の着色の違いを比較することによって、改良出来形(造成径)を評価します。
4. また、改良前後のコーン貫入試験結果(先端抵抗、周面摩擦、間隙水圧)を比較することによって、改良出来形(造成径)を評価します。

• NETIS登録(KTK-240001-A)
• リーフレット